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下水道調査の最新!展開式カメラ調査とAI判定、未来を変えるスマカン(第34話)

2023年5月24日水曜日

展開カメラ


管 とおる



みかんちゃん、ここ最近、最新技術を紹介してるけどちゃんとついてきてるかな?
→【第33話】技術の集大成 ZAOウェアラブルカメラ 遠隔臨場にはかかせないカメラを紹介←


諏訪 美管

遠隔操作にウェアラブルカメラ、いろいろあり過ぎでいっぱいいっぱいです(T_T)


更に追い打ちで、今回はAI/画像解析について紹介するね


えー-!!下水道業界もAI技術があるんですか!?
興味津々です!で、でも、わかりやすくお願いします!







下水管の展開調査って何?

ところでみかんちゃん、下水管の展開調査ってどんな調査か分かるかな?

う~ん。展開っていうくらいだから管を切って展開図とかにして調査するとか??

えっ!?奇跡的に合ってるよみかんちゃん!
展開調査は広角カメラで撮影した管の映像を切り開いて平面図にして確認する調査方法なんだ!

ははっ。そ、そうだと思いました~!!(ほんとに管を切断するとちょっとだけ思ったことは黙っておこう…。)

展開調査は立体的な管内も平面図として確認できるから、クラックや破損を見つけやすいんだ。




広角展開式カメラ調査用ソフト スマカン


今回、紹介するのは、AI機能が搭載された展開調査ソフト:その名は【スマカン】
AI! 自動判定! いま旬な話題ですね!!

スマカンは展開調査の報告書作成の効率が格段に良いソフトなんだ。

どんなところがすごいんですか?

まず、調査カメラで撮影が始まると同時に、同じ画面上で展開処理が始まるよ!さらに、表示される展開図はカメラが後退すると後退、前進すると前進というように、リアルタイム映像と展開図の位置がリンクしているんだ!

1番すごいところは、これまで目視で確認して手入力していた取付管やジョイント番号をAIが自動判定してデータ登録してくれるんだ!!

すごーい!!これなら取付管とかジョイントのことは全部スマカンに任せて、人間は管の損傷とか異状の確認に集中できますね!!

そうだね!
それから、異状を登録したら写真が自動で保存されるんだよ!

おぉ~~~これなら写真帳の作成も簡単ですね!

それと、これまでに比べて現場での調査時間が短縮できるんだ!

どうして短縮できるんですか!?

首振りカメラ調査と展開カメラ調査の比較

首振りカメラ調査

利点:
  • 調査中に現場で異状を確認できる。
  • 異状をその場でデータ登録できる。
  • 欠点:
  • 異状を確認してデータ登録する作業のため、調査の進行が止まったり進んだりする可能性がある。


  • 展開カメラ調査

    利点:
  • 撮影自体はノンストップで行える。
  • 撮影時は撮影だけに集中できる。
  • 欠点:
  • 現場での即時的な異状確認と登録ができない。

  • なるほど~!
    通行止めとか日中の断水とか、調査時間を長く取れない現場の時は展開調査が便利ですね!

    操作性の向上も著しいから、報告書作成がものすごく短縮化できるんだ。


    こんなに短縮できるなんてスマカンてすごい!!
    そうだね。さらにこの動画を見るとスマカンがわかるよ。



    すごい!いくつもソフトを使い分けなくても撮影から報告書作成までワンストップでできちゃうんですね~~!!




    AIと画像解析について


    いろいろな言葉が使われているけど、AIと画像解析の違いはこれなんだ。


    AIと画像解析の違い


    AI(人工知能)は、コンピュータが人間のように考えたり、学習したりできる技術です。AIは、ゲームで遊んだり、おしゃべりロボットと話したりするのに使われます。


    画像解析は、写真や絵から情報を取り出すための技術です。画像解析は、写真から人の顔を認識したり、自動運転車のカメラで道路を見たりするのに使われます。



    AIは、画像解析の技術を使って、もっと賢くなることができます。だから、AIと画像解析は一緒に使われることもあります。


    今は製造・物流、医療やインフラとかいろいろな業界でAIや画像解析を活用しようと研究が進んでいるんだ!
    こんな展示会もあるよ!>>AI・人口知能EXPO<<


    世はまさに大AI時代!って感じですね~!
    しっかりついていかなくては!

    そうそう!今回紹介したスマカンは、新しい技術だから勉強会やサポート体制も整えているんだよ。


    わ~~これなら、機械やITが苦手なわたしでも安心して導入検討できますね。




    カンツールではAIを活用した技術をどんどん取り入れているよ

    下水道調査もどんどん進化していて将来が楽しみになってきました~!
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