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自走カメラ付き電動穿孔機: eCutter(イーカッター)の木根・突出し除去性能を公開(61話)

2026年3月18日水曜日

公共下水道/穿孔機

【現場DX】下水道穿孔機の電動化メリットとは?eCutterの木の根除去性能と課題を公開
※発売予定:eCutter ライト (2026年4月1日) ※発売予定:eCutter マルチ (2026年10月1日)

管 とおる

今日は、この春登場予定の新製品について紹介するよ。
それは、次世代電動穿孔機「eCutter(イーカッター)」!
下水道維持管理の現場で課題となっている「人手不足」と「作業効率」
この2つの課題解決が期待できる製品なんだ。

諏訪 美管

えっ、穿孔作業って大変なんですか?
ドリルでガガガッとやれば、すぐ終わるのかと思ってました!

管 とおる

実は、従来の穿孔作業って、そう簡単にはいかないんだ。
調査車と穿孔車の「2台体制」で、さらに4〜5名ほどの作業員が必要になるから
現場によっては、その体制を組むだけでも大きな負担なんだよ。

諏訪 美管

車両が2台、人が4〜5名ですか!?
両方とも確保するのが大変そうですね💦

管 とおる

その常識を変えるのが、Pipetronics社のeCutter(イーカッター)
穿孔機にカメラと自走機能を一体化することで、
穿孔作業を「1台・2名」で現場を進められるんだ。

自走式、カメラ式、穿孔式 三位一体

諏訪 美管

「2台・5名」だったのが「1台・2名」に! すごいです!
それなら、人手不足に悩む現場でも、ぐっと動きやすくなりそうですね!

下水道維持管理の現場において、人手不足作業効率の両立は最大の課題です。
特に従来の穿孔作業は、TVカメラ車と穿孔車の「車両2台体制」、さらに4〜5名の熟練作業員を確保しなければならない「重い」工程でした。
この常識を打ち破るのが、ドイツのPipetronics社が開発した次世代電動穿孔機「eCutter」(イーカッター)です。
本記事では、穿孔現場の人員を約50%削減し、現場DXを加速させる電動化の驚異的なメリットを徹底解説します。





従来工法の限界を打破! 穿孔作業を「1台・1~2名」で完結させる電動穿孔機の衝撃

現場を圧迫する従来の「重い」工程:車2台・人5名体制の限界

下水道維持管理業務木根除去モルタル除去管更生における前処理や、仮穿孔本穿孔において、穿孔機作業は最もコスト労力を要する「重い」工程といわれていました。

従来の穿孔現場

従来の下水道穿孔作業における人員確保と車両編成の課題を整理した図解
自走機能のない従来のソリタイプ穿孔機では、以下のような課題が収益性を圧迫していました。

  • 深刻な人手不足への依存
    調査技師、運転手、補助員など、1チームあたり4〜5名の確保が施工の絶対条件となり、受注の制限要因に。
  • 機材連携の不備によるタイムロス
    穿孔機が自走しないため、送りや位置決めに多大な手作業が発生し、1箇所あたりの作業時間が長期化。
  • 車両編成と環境負荷
    上流、下流マンホールにカメラ車と穿孔車の2台を並べる必要があり、狭所での施工が困難な上、交通規制コストが増大。
下水道現場の構造的課題を整理したスライド。人員不足と効率低下を強調
現場からは「人も車も手間もかかりすぎる」という切実な声が絶えず、労働力不足が加速する中で、従来の工法では課題が浮き彫りになってきました。

「1台・2名」がもたらす戦略的優位性:eCutterによる究極の効率化

こうした現場の課題を解決する方法に、「カメラ自走式の電動式穿孔機」があります。
カメラ自走式の電動式穿孔機は、これまでの作業体制を根本からアップデートしました。
eCutter導入による1台・最少人数体制のメリット比較図
eCutter light の管内からの撮影
比較項目 従来工法(ソリタイプ) eCutter導入後
必要車両 2台(TVカメラ車 + 穿孔車) 1台(穿孔車のみ)
作業人員 4〜5名 最少1〜2名
事前・調査 別車両での実施が必須 自走カメラで穿孔と同時に完了
交通規制 上下流マンホールの開放が必要 最小限の占有で施工可能
自走しながら撮影と穿孔を同時にこなすeCutterのスタイルは、人手不足に悩む維持管理業者にとって「経費削減」に直結する方法です。
車両台数が減ることで、都市部の狭い道路でも迅速に施工でき、ガードマン等の保安経費も大幅に削減。これが本製品の真価です。



目的別で選ぶeCutterシリーズ:軽量な「ライト」と高出力「マルチ」の徹底比較

eCutterシリーズのラインナップ比較。軽量モデルのライトと高機能モデルのマルチを提示

機動性とメンテナンス性を極めた「eCutter light(イーカッターライト)」の機動力

エントリーモデルのeCutter light (以下 eCutterライト)は、徹底した軽量設計を追求した構造が最大の特徴です。
本体重量は約36kgと極めて軽く、穿孔機本体・コントローラー・ケーブルドラムで動作可能。
乗用車(バン)でも運搬が可能なため、アクセスの難しい狭小地や小規模現場で圧倒的な威力を発揮します。
機動性とメンテナンス性を極めた「eCutter ライト」の機動力
eCutter ライトのライニングされたコンクリート管内にある多関節カメラアーム付き4輪検査ロボットの断面図。

  • 優れたコストパフォーマンス
     Φ150から600mmまでの幅広い管径をカバー。自走・撮影・穿孔を1台でこなす、省人化への最短ルートです。
  • eCutterライトの各部ユニット構成と超軽量設計の解説図
  • モジュラー構造による即時復旧
    削孔部・カメラ・駆動部をユニット化。万が一のトラブルでも、現場でユニット交換するだけで即座に施工を再開できます。
  • eCutterライトの各部ユニット構成と超軽量設計と分解
  • 直感的な操作システム
    カメラ映像を見ながらジョイスティックで操作。ゲーム機感覚で精密な首振りや角度調整が可能です。
  • eCutterライトカメラ映像を見ながらジョイスティックで操作
  • 現場の場所を選ばない
    可搬式のため、車が入れない場所、歩道でも、現場を選ばず作業できます。
  • eCutterライト道路脇の歩道でマンホール点検作業を行う作業員と安全規制の様子

【CG解説】電動式穿孔機「eCutterライト」の動作・製品紹介
エントリーモデルのeCutterライトは、徹底した軽量設計



過酷な現場を制する高出力・高品質モデル「eCutter Multi(イーカッターマルチ)」の信頼性

eCutterマルチの強力なモーターとハイブリッドケーブルによる施工性能解説
eCutterマルチの内部構造と湿潤穿孔システムの詳細
ハイグレードモデルのeCutter Multi (以下 eCutterマルチ)は、硬質な堆積物除去や長距離施工、高い仕上がり品質が求められる現場向けのプロフェッショナル仕様です。
その強さの源は、電気・水・空気を1本に統合したハイブリッドケーブルによる「湿潤穿孔」にあります。

  • 湿潤穿孔による高い加工効率と、水洗浄カメラによるクリアな視界
    穿孔点に水を供給して刃先を冷却し、ビットの摩耗を大幅に抑制。硬質材料もスピーディーに穿孔します。
    ワイパーと水流洗浄が切粉や泥による視界不良を解消。常に鮮明な映像で、精密な位置決めが可能です。
  • 湿潤穿孔による圧倒的加工効率、水洗浄機能付きカメラでクリアな視界
  • クレーン昇降への標準対応
    大型機材に合わせた専用設計により、安全かつ迅速なマンホール昇降セットアップが可能です。
    ※下記写真はイメージ図です。
  • 高トルク・高安定性
    空圧式アウトリガーで機体を管内に強固に固定。ブレのない精密な穿孔を実現します。

【CG解説】電動式穿孔機「eCutterマルチ」の動作・製品紹介
ハイグレードモデルのeCutter マルチは、硬質な堆積物除去や長距離施工、高い仕上がり品質が求められる現場向けのプロフェッショナル仕様です。



現場ニーズに応じた最適な機材選定ガイド

どちらのモデルも5,000rpmの高速回転モーターを搭載していますが、運用スタイルに合わせて最適な1台を選べます。
仕様・機能 eCutterライト(Φ150-600) eCutterマルチ(Φ150-800)
設計コンセプト 機動性・メンテナンス重視 高出力・作業品質・大型重視
ケーブル仕様 電力供給のみ(100m/200m) 電力・水・空気(100m)
穿孔方式 乾式 湿潤穿孔(自動給水)
カメラ洗浄 機械式ワイパー 水流洗浄 + ワイパー
主な用途 木の根除去、突き出し除去・更生管仕上げ 小規模、大規模すべての要件を満たす
「機動性を武器に数多くの現場を回るならライト、難易度の高い大規模現場を高品質に仕上げるならマルチ」というのが基準となります。
都市部での機動性を活かしたeCutterの運用イメージ


【実証データ公開】A市での異物除去作業で見えたeCutter light(イーカッターライト)の真価と現場課題

あらゆる現場条件に対応! 用途別で選ぶ多種多様な穿孔ヘッド・セレクション

下水道管内の状況は、強固なモルタル付着から、繊細な管更生後の仕上げまで千差万別です。
eCutterの真価は、これらの異なる現場条件に対して、最適な「刃」を即座に選択できるヘッドラインナップの豊富さにあります。
[現場の状況に合わせた「刃」の選択が施工時間を決める]
コンクリートから樹脂、仕上げ用まで。多種多様なヘッドラインナップが、あらゆる障害物除去を可能にします。
下水道穿孔機eCutterで使用可能な穿孔ヘッド一覧。コンクリート用、マルチ、ライナー、仕上げ用などターゲットに合わせて最適なビットを選択可能。

  • コンクリート・モルタル用
    突き出した取付管の接合部や、浸入した強固なモルタルを粉砕。強力なビット等が、硬質な堆積物をスピーディーに切削します。
  • マルチ・万能タイプ
    木の根除去からライナー穿孔、油脂の剥離まで、幅広い用途に対応。現場の「まず一発目」の状況確認を兼ねた作業に最適な汎用ヘッドです。
  • ライナー・管更生前処理用
    管更生(ライニング)前の段差解消や、取付管の開口(穿孔)に特化。既設管を傷つけず、更生材との密着性を高める精密な加工が可能です。
  • 仕上げ・微調整用
    穿孔後のエッジ処理や、表面を滑らかに整えるためのヘッド。流れを阻害しない「高品質な仕上がり」を追求するプロフェッショナルのための選択です。

ターゲットとなる堆積物の硬度や管種を見極め、これら多種多様なヘッドを使い分けることこそが、現場の工期短縮と施工品質の向上を実現する最大の秘訣です。


木の根除去性能の徹底比較:ヘッド形状が作業時間に与える影響

今回の実証では、特性の異なる2種類の穿孔ヘッドを使用し、その除去効率を確認しました。
松戸市実証実験でのヘッド形状別作業効率比較。矢じり型と丸型やすり型の使い分けを提示
下水道管内の木の根除去実証。施工前後の劇的な変化を捉えた写真

[eCutterによる木の根除去Before/After]
左は継手から侵入した大量の根、右は施工後。管壁を一切傷つけることなく、わずか1分以内でクリアな状態へ。
評価項目 矢じり状ヘッド 丸型やすりヘッド
細い木の根 15〜40秒 5〜15秒(驚異のハイスピード)
塊状の木の根 30秒〜1分 30秒〜1分
深部到達性 ◎(鋭利なため継手奥まで到達) △(厚みがあり、深部は困難)
除去効果 ピンポイントな狙い撃ち・穿孔向き 接触面が広く、管壁の全体除去に最適
特筆すべきは丸型やすりヘッドの処理スピードで、細い木の根であればわずか5秒程度で粉砕・除去が可能でした。
一方で、継手の奥深くに食い込んだ頑固な根に対しては、先端が鋭利な矢じり型ヘッドでなければ対応できない場面もあり、現場の状況に合わせた「ヘッドの使い分け」が可能です。


電動式穿孔機 eCutterライト:突き刺して粉砕! 矢じりヘッドによる木根除去作業
電動式穿孔機「eCutterライト」と矢じりヘッドを組み合わせた、木根除去の動作紹介です。先端が鋭いヘッドが、繁生した木根に対してどのようにアプローチするのかを解説します。

電動式穿孔機 eCutterライト:丸型ヘッドによる木根除去作業
丸型ヘッド特有の形状が、管内の木根をどのように捉えて削り取っていくのかを紹介します。実機では見ることができない内部の動きも、わかりやすく確認できます。

電動式穿孔機 eCutterライト:丸型ヘッドで継手部の木根を削り取る!
丸型ヘッドが木根を安定して捉え、削り取っていく動画です。電動式ならではの安定した回転により、内部での動きがより明確に理解できます。

電動式穿孔機 eCutterライト:硬質油脂を突破! 矢じりヘッドによる除去
電動式穿孔機「eCutterライト」を使用し、管内の硬い油脂汚れを除去するシーンです。経年で固着した頑固な油脂層に対して、矢じり状のヘッドが中心部を粉砕していく様子を紹介します。

電動式 eCutterライト:矢じりヘッド回転時の「反対側」を可視化!
電動式穿孔機「eCutterライト」に矢じりヘッドを装着し、通常のカメラでは見えない「反対側(死角)」の動きを捉えた動画です 。普段は見えにくい視点から実際の動作を確認できる点が、本動画の最大の見どころです。




仮穿孔も約80mmヘッドで一発!管更生を加速させる驚異の3分30秒スピード加工

管更生工事(ライニング)における最初の難関が、取付管部分の「仮穿孔」です。
eCutterでは、この仮穿孔に特化した専用の平型穿孔ヘッドを採用することで、従来の常識を覆す施工スピードを実現しました。
eCutter専用の平型穿孔ヘッド。d=75mm、h=33mmのコンパクト設計で精密な仮穿孔を実現。
更生工事の要、平型穿孔ヘッド。d=75mm、h=33mmの薄型設計。
このコンパクトさが狭い管内での自由なアプローチを可能にする。

  • 精密なサイズ設計(d=75mm / h=33mm)
    ヘッド径75mm、高さ33mmという設計、本穿孔へのスムーズな橋渡しを行い、手直し作業を最小限に抑えます。
eCutterが管内で仮穿孔を行う様子。強力なトルクで更生材を確実に捉える。
管内での実施工。電動式ならではの安定したトルク。
ブレの少ない回転が、更生材を確実に捉え一気に貫通させる。
高精度なカメラ映像を見ながら、狙ったポイントを確実に撃ち抜く感覚は、一度体験すると戻れないほどのインパクトがあります。


  • 驚異の貫通スピード:3分30秒
    実証データによれば、約80mmの仮穿孔をわずか3分30秒で完了。更生材の厚みをものともしない電動モーターの粘り強さが証明されました。
eCutterによって開けられた約80mmの仮穿孔。端面まで非常に美しく仕上げられている。
5mnm アルファライナーの穿孔実測。3分30秒
更生材のバリも最小限。次工程への移行スピードが劇的に向上する。
この「1箇所あたりの数分の短縮」の積み重ねが、労務コストの大幅な削減へと繋がります。
※ ライニング管の種類、刃の消耗度合いにより、穿孔時間は可変します。
【実演】eCutterライト 80mmヘッドによる取付管「仮穿孔」
管更生工法の仕上げに欠かせない取付管の仮穿孔作業。
eCutterライトの80mmヘッドを使用し、更生材を内側からスピーディーかつ正確に切削する様子をご覧いただけます。


取付管の突き出しを数分で解消! eCutterによる高精度な塩ビ管切削と工程短縮

丸形ヘッドで、取付管の突き出しを除去している動画です。
【実演】電動式穿孔機 eCutterライト:本管φ200㎜ 塩ビ管突き出しの切削
電動式穿孔機「eCutterライト」を使用し、本管φ200mm内に突き出した塩ビ管を実際に削り取る実演動画です。管内での切削動作の様子をわかりやすく確認できます。

TVカメラ車との連携不要!自走カメラ一体型で完結する「取付管四分儀」の圧倒的スピード感

従来の下水道穿孔作業において、取付管の仕上がりを確認する「四分儀撮影」は、穿孔機とは別にTVカメラ車を配置しなければならない手間のかかる工程でした。
しかし、カメラ自走機能を一体化したeCutterなら、その常識が覆ります。
穿孔作業の直後に、同一機体で取付管の接合部を上下左右360度から撮影。この「1台2役」の機動性が、現場の待ち時間をゼロにし、圧倒的な工期短縮を実現します。
下水道穿孔機eCutterによるVUφ200管内の事前・事後撮影の様子。自走式カメラ一体型により調査と穿孔を1台で完結し現場の作業効率を大幅に向上。
[自走カメラ一体型による1台完結]
塩ビ管VUφ200㎜の管内での穿孔状況。カメラ車不要で事前・事後撮影を即座に行えるため工期短縮に直結します。
下水道穿孔機eCutterによるVU200管内での四分儀加工の様子。自走式カメラで穿孔位置を精密に捉え、正確な管口仕上げを実現する施工現場の画像。
[四分儀撮影も可能]
塩ビ管VUφ200㎜管内での四分儀状況。自走カメラによる撮影で側視もできます。


【実演】eCutterによる取付管四分儀:カメラ首振りによる精密確認
自走式穿孔機「eCutter」のカメラ機能を使い、取付管の接合状況を詳細に捉える実演動画です。
自由自在な首振り操作により、死角になりがちな管口上部まで確実にチェックできる様子が確認できます。

  • リアルタイムな品質証明
    穿孔したその場で仕上がりを数値・映像で確認できるため、施工ミスを防ぎ、発注者への確実な品質報告を可能にします。
  • 自由自在なカメラアングル
    高精度な首振り・回転機能を搭載。取付管の奥や継手部分まで、オペレーターの手元で撮影が可能です。
  • 保安経費の削減
    車両が1台で完結するため、道路占有面積が最小限で済みます。ガードマンの配置や交通規制の負担を大幅に軽減できるメリットは計り知れません。

現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)とは、こうした「無駄な移動と待ち時間」を削ぎ落とすことから始まります。
eCutterが提供するのは、単なる穿孔機能ではなく、「調査・穿孔・確認をワンストップで行える」という新しい現場体制そのものなのです。


「前方粉砕機能」が工期短縮の鍵。進行を阻む障害物をその場で打破

自走式穿孔機eCutterと進行を阻むモルタル塊の全体像
eCutter lightの「前方粉砕」の形
eCutterのヘッドを前方に倒しモルタルを粉砕する様子
前方向への首振り機能でヘッドを倒し、モルタル塊を正面から捉える。
死角になりがちな障害物も、この「前方粉砕」で一掃。
  • 強固な障害物を粉砕
    高圧洗浄では落としきれないモルタルや浸入した木の根などを、強力なカッターヘッドで粉砕。施工の「停滞」をその場で解消します。
    ※強固なモルタルには適しません。
  • 前方向への首振り機能
    ヘッドを前方に倒すことで、管内の正面にある障害物をダイレクトに捉えます。死角になりがちな箇所の堆積物も見逃しません。
  • 作業効率の劇的向上
    障害物の除去のためだけに別の専用機を投入する必要がありません。車両1台で「調査・除去・穿孔」を完結させることで、工期の短縮を実現します。

【前方粉砕】eCutterによるモルタル除去:進行を妨げる障害物を粉砕
自走式穿孔機「eCutter」が、管内の進行を阻む強固なモルタルを粉砕する実演映像です。
パワフルな回転と緻密な操作により、従来は機材を入れ替えて対応していた堆積物も、その場でスピーディーに除去可能です。



現場のDXを加速する「電動化」のメリット:油圧式との比較と導入のポイント

パワーの「油圧」か、インテリジェンスの「電動」か。現場が選ぶべき新基準

長年、下水道管内の穿孔作業を支えてきたのは「油圧式」でした。その圧倒的なトルクとパワーは、極めて硬質な異物除去において今なお有効な選択肢です。
一方で、機材の負荷をリアルタイムに把握する「見える化」が求められる現代において、機材の状態を数値で管理できる電動化(eCutter)は現場DXを推進する上で、強力な選択肢の一つとなります。

油圧穿孔機 VS 電動穿孔機
比較項目 油圧式穿孔機 電動穿孔機(eCutterマルチ)
駆動源 油圧ユニット 電気(モーター駆動)
パワー ◎ 非常に高い ○ 必要十分な出力
制御性 ○ 感覚的な微調整が可能 ◎ きめ細かな数値制御
設置性 △ 重量・設備条件あり ◎ コンパクト
配管・配線 △ ケーブル + 油圧ホース ◎ ケーブル単体
メンテナンス ○ 目視・経験による管理 ◎ 数値・信号による管理
騒音 ○ 低騒音 ○ 低騒音
自動化・拡張 △ 制限あり ◎ センサー・制御連携
電動化の真の価値は、単なる動力の置き換えではなく、「穿孔機の見える化」にあります。
モーターの負荷を数値で把握できるため、無理な押し込みによる機材損傷を未然に防ぐことが可能です。
また、誰が操作しても一定の性能を保てる「再現性」が可能となります。

海外製品の不安を払拭する「リモートメンテナンス」の衝撃

最新鋭の海外ロボットを導入する際、多くの担当者が懸念するのが「故障時のサポート体制」です。
「一度ドイツへ送らなければならないのか」「修理に数ヶ月かかるのではないか」という不安を解消するのが、eCutterのリモートサポート機能です。
インターネット経由で遠隔診断ができるため、海外へ送るタイムロスを大幅にカットします。

  • 遠隔診断システム
    現場のロボットとサービス技術者をオンラインで直結。機材内のエラーコード特定を迅速化。

eCutterのリモートメンテナンスの仕組み。ドイツ本社とオンラインで繋がる保守体制

管 とおる

eCutterの導入は、単なる機材更新でなく、人手不足が進むこれからの時代に向けて、
現場体制そのものを見直すための戦略的な一手になるんだよ。

諏訪 美管

なるほど、ただ便利な機械を入れるっていう話じゃなくて、
「少ない人数でも安定して現場を回せる体制」をつくるってことなんですね!

管 とおる

その通り!
標準的な現場が多いなら「eCutterライト」、
高負荷で高品質な施工を重視するなら「eCutterマルチ」と、
自社の施工条件に合わせて選ぶことが、投資効果を最大化するポイントになるよ。

諏訪 美管

私もよく分かりました!
eCutterは、現場の負担を減らしながら施工品質も支えてくれる、
これからの維持管理現場にぴったりの頼もしいパートナーなんですね。
未来の現場づくりに向けて、しっかり勉強していきます!


下水道のお困りごとは


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ご要望がございましたらぜひご利用ください。

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