株式会社カンツールは、下水道維持管理における重要な知識を広めるため、オンラインセミナーを継続的に開催しています。
今回のセミナーでは、排水設備の基礎知識と、ワイヤー清掃に関するノウハウを学べます。
概要:第9回「排水設備の基礎知識とワイヤー清掃」
内容:
排水設備の基礎とワイヤー清掃技術について、プロフェッショナルの視点からお伝えします!
次回セミナーでは高圧洗浄についても詳しく取り上げます。
【注目内容】
■ 前半:宅内排水設備の構造や役割についての座学
■ 後半:排水つまりの一般的な清掃方法に加え、ワイヤー清掃の具体的なノウハウの紹介
■ ワイヤー清掃のデモンストレーションとリアルタイムQ&Aセッション
セミナーのおすすめ対象者
- 下水道の維持管理業務を行っている方
- 排水設備のトラブル解決に携わっている方
- ワイヤー清掃の技術を学びたい方
- コンサルタント業務に従事している方
このセミナーを通じて、排水設備の理解を深め、清掃技術の習得に役立ててください。
ご参加をお待ちしております!
セミナー内容について
No. | 内容 |
---|---|
1 | 宅内排水設備の基礎 |
2 | 一般的なつまりの清掃方法 |
3 | ワイヤー清掃の技術 |
4 | 次回予告:高圧洗浄の技術 |
講師紹介(排水業界のプロフェッショナル)
申し込みについて
セミナー時にいただいたご質問と回答
ワイヤーヘッドが管の中で外れてしまうことはありますか?
ワイヤーヘッドが管内で外れてしまうリスクが無いとは言えません。仮に外れた場合はなんらかの方法で回収をすることが必要です。
セミナーで実演した透明の管であれば左右どちらに行ったか分かりますが、実際の現場で管の中が見えない場合、左右どちらに行ったかというものは感覚的に分かるものですか?
実際の現場で管内が見えない場合、経験豊富な作業者であれば、機器の動きや抵抗の変化などから感覚的に左右どちらに進んでいるかを把握することができます。
まず、ワイヤーが曲がりに到達した場合、抵抗の変化でそのことがわかります。
右回しでは右に曲がりやすいですが、曲がった感触から、実際には左に曲がっていることもあります。このように、想定と異なる動きをしている場合でも、経験によって把握できるようになります。
排水管清掃などで、経過年数や管の状態から機器の利用はNGとなったりすることがあるのでしょうか?
経過年数や管の状態により、特定の機器の利用が推奨されない場合があります。
例えば、老朽化した管や損傷のある管に対しては、強力な機械や高圧洗浄を避けるべき場合があり、代わりにソフトな清掃手法が取られることがあります。
具体的な判断は管の状態によりますが、安全を考慮した適切な対応が求められます。
排水管清掃(ワイヤーや高圧洗浄のどちらでも)を実施した際に、漏水が発生する可能性がある配管や、詰まりが酷すぎて除去が不可能な配管は、更新工事に切り替えることがあります。
このような状況を正確に判断するためにも、管内のカメラ調査や配管の外観調査(漏水痕がないかなど)の実施が非常に重要です。
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